
たくさんの絵本があっても、よく使う絵本、というものはある。
それぞれ対象や目的が異なるので、少しずつ分類して紹介していきたいな、と思う。
第1段階:小さい子向け、英語初心者もしくは初めて
目的:親しむため、楽しむため
- BANANA!
- HUG!
- Five little monkeys jumping on the bed
- Lemons are Not red
単語が少なくて、子ども自身が言いやすい。絵を見て楽しめる。知っているものが多い。
ポイント:読むことを目的にしないこと。英語初心者に「勉強」「覚えるもの」という意識を植え付けないことが、英語の継続的な学習につながってくることを忘れない。ひたすら楽しく、興味を持ったものを何回も繰り返し読んであげる、もしくは一緒に楽しむ。
楽しむ、がわからない人へ:大丈夫、一緒にその絵本を眺めるだけで子供は嬉しいもの。子供が何かに反応したら、それを「そうなのね〜」と聞いてあげるだけで十分です。子供が「何て読むの?」と聞いてきたら教えてあげるくらいでOK。自分の発音は気にしない。気にするなら音声辞書で調べればいいこと。
一緒に聞いて、こうやって読むんだねーでOK。そして、何回も聞いてくるが、嫌がらずに何回でも教えてあげること。そのやりとりが楽しい、ということもある。決して「もう何回も言ってるじゃない!」「もう覚えたでしょ!」「まだ覚えてないの?」とは言わないこと。
第2段階:インプットをする
目的:いろんな語彙に触れるため
- Shark in the parkシリーズ
- Big shark Little sharkシリーズ
- Piggy & Geraldシリーズ
- Dr.Suessシリーズ
- Petter the catシリーズ
- Peppa Pigシリーズ
- Fox the tigerシリーズ
シリーズものが多いのは、子供の興味や好きなもので大量インプットすることが目的だから。一つ好きなものを見つけたら、同じシリーズでいろんな話を楽しむ。
目的:とにかくインプット。わからない単語があっても気にしないこと。できれば音源があると良い。CD付きのものが高価であれば、YouTubeを探す。
注意点:YouTubeで音源を探しても良いが、そのまま子供に渡さないほうが良いと私は考える。YouTubeは目的の動画が終わると、関連して他の動画が出てきて、子供がどんどん違うものを見てしまうことがある。
関連動画に関しては、親がリサーチする時には必要だが、子供はハマって見るのをやめられなくなってしまうので、目的の動画を画面録画するなどして子供へ手渡すこと。もしくは、音源のみ流すこと(画面は見せない)(ポケットに入れて音源だけ流すとか)。
第3段階:読みたい、と言い出したら。
アルファベット系、辞書系、フォニックス系、サイトワード系、オポシット系で攻めていく。
目的:文字と音の一致を促していく。
注意点:決して教え込まないこと!聞かれたら答える、というスタンスを忘れずに!そして、この辺りでは、わからない読みを自分でタイピングして音声を聞く、という操作をスマホやタブレット、パソコン、電子辞書などを触らせていく。タイピング技能もついてくるので、一石二鳥である。
ポイント:面白いのがあったら教えて〜と言っておく。子供は嬉しそうに報告してくれることでしょう。何か新しいことがわかったら教えて〜と言っておく。
辞書系:好きなキャラクターの辞書、アルファベット順のものと、カテゴリー別のタイプがある。どちらもあると良い。できればピクチャーディクショナリーから。
アルファベット系
- チカチカブンブン
- Tommrow’s Alphabet
- Dr .Suess’s ABC
- ポケモンのABC
- ABC song
大文字と小文字の違いが認識できると良い。アルファベットポスターも使用していきたいところ。
フォニックス系
- Dr.Suessシリーズ
- Step into readingのフォニックスシリーズ
アルファベット表と一緒に使う。フォニックスで読める単語は全単語の〇〇%
調べてみてね!
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